鉄道業界の人出不足について駅員をうつ病でやめた僕が語ってみる。

やあ、きみは電車がすきなんだね、

ぼくもなんだよ。

でもぼくは鉄道員をうつ病でやめたんだ。1番の原因はぼくがコミュ障だったこと。社内行事に顔を出さず、残業を断り続けたことによる同僚や上司とのコミュニケーション不足が主要因だ。

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そんなぼくが鉄道業界の人手不足の原因と解決策、鉄道員という仕事が僕に教えてくれたこと、あとは鉄道業界の中の人ならではの話を語っていきたいと思う。

こちらの記事は全部で4記事あります。

2 駅員さんのメンタルの辛さについて

3 駅員の仕事が僕に教えてくれたこと。

4 鉄道会社の中の人が自社のおもしろネタ話をシェアします。

駅員とは囚人である。

毎朝同じ時間に起床して準備する。
護送車(満員電車)で労役場所に運ばれる。
時間で管理されて毎日同じことをやらされる。
基本命令拒否はできない。
看守(管理職)が威圧的、でもたまにいい人もいる。
毎朝朝礼などの儀式で声を出す。
囚人服(制服)を毎日来ている。
番号(社員証)で管理される。
模範囚(成績優秀者)は表彰される。
時々精神を病むものが出てくる。

 

なぜ今、鉄道業界になぜ人が集まらないのか?

鉄道業界はいま「若者の駅員ばなれ」で困っている。特に7-8年くらい前の「団塊世代の退職クライシス」以降から駅員が集まらないことが顕著になってきたように思う。
昨今では「掃除のおばちゃん」に毎年ボーナスを出すなど工夫をしているが中々思うように人材が集まっていない。
現状では退職者を契約社員として再雇用したり、既存社員の残業で対応している。

ぼくはその理由を3Kだからだと解釈している。

※3K=キツい、汚い、危険

具体的に何が3Kなのか、これから語っていこうと思う。

1.キツいについて

ぼくは駅員なんてぼーっと改札でしてるだけでチャリンチャリンってお金がもらえるって思っていた。
でも転職してみたら意外とキツかった。

みんな知ってると思うけど、駅員は電車が止まった時に、乗客から”クソリプ”を飛ばされる。電車が止まった時、どこにこの「怒り」を向ければいいか?答えは改札にいる「駅員」だ。だから駅員をやってると仕事中にいきなり罵倒が飛んでくる。これは人としてこの上なく惨めだ。

乗客はだいぶ前から”駅員”を生命のない物体だと見なしているから罵倒することに罪悪感はない人が多い。相手を人間だと思わなくなった途端、乗客の態度はガラリと変わる。品の良いOLが小銭を投げたり、女子高生が鼻をほじって目の前で食べたりする。

体力的なキツさについて

◆駅員の基本的な一週間のスケジュールはこんな感じ

曜日 勤務内容
月曜 泊まり勤務
火曜 泊まり明け
水曜 泊まり勤務
木曜 泊まり明け
金曜 日帰り勤務
土曜 休日
日曜 休日

ただ、実際は基本通りにならない、既にぼくが転職した頃から慢性的に人手が不足していて、シフトは2-3人足りない状態で回ってた。つまり残業がデフォで他の空いている日には大抵勉強会や機器の整備点検業務、社内イベントや退勤後の飲み会の強制参加が入ると言った具合だよ。

以下にぼくが実際に経験したある1週間の平均スケジュールを載せておく。実態はこんな感じだよ。

 曜日  勤務内容
月曜 泊まり勤務+トイレ掃除の残業で2時間睡眠
火曜 泊まり明け→社内イベント→2-3次会へ
水曜 泊まり勤務+機器のチェックで2時間睡眠
木曜 泊まり明け→人身事故で他駅の応援へ→お昼退勤
金曜 日帰り勤務→泊まり勤務に変更→週末便所ゲロ掃除
土曜 泊まり明け→勉強会→先輩と飲み会→2-3次会へ
日曜 休日(社内イベントがある場合は強制参加)

 

社内イベントは(運動会や組合報告、ウォーキング大会や社内サークル活動の応援要員、社員旅行やウォーキング大会など)、イベント後の飲み会は2-3次会が平均で、用事がある駅員でも一次会参加は必須となる。

※終電のあとは線路の分岐のお掃除やチェック、避難訓練などがありシャワーをすると睡眠時間が短くなるよ。

※週末は8割くらいの確立で鉄道トラブルかお客さまトラブルが発生する。睡眠時間は1.5時間程度、駅長さんはもっと少ない。週末のゲロや便所の掃除は平均で1日に3~5回だ。

※睡眠不足の中での勉強会では駅長さん含む2割の社員は寝ていた。

睡眠の重要性については科学的なエビデンスがある。これについてはツイッターアカウント「ふろむだ氏」がうまくまとめている。

 

その結果、睡眠不足で改札内で居眠りしてしまうこともあった、でもそんな時は監視カメラで(お客さまから苦情が入る前に)駅長さんが見ててくれて電話で起こしてくれるよ。たまに私服覆面巡回員(私服の上司)に減点され評価が落ちる。。。のが普通だが、社内イベントに参加した翌日の居眠りは減点されなかった。つまり「あいつは昨日の社内イベントで疲れたんだろう、多少の居眠りは許してやるか」みたいな風潮があった。人情的だとも言えるし、お客より社内を見て仕事してるとも言える。

このように体力的にハードで睡眠時間がない生活を送っているとじっくりと考える時間が減り、新しい情報を得る機会が無くなってしまう、その結果今ある自分の考えが全てになり、視野が狭くなっていく。つまり人生がガラパゴス化する。

長くなるためその②に続きます。

鉄道業界の人出不足について駅員をうつ病でやめた僕が語ってみる。その②

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