この記事ではこんな疑問に応えていきます。
結論から言えばベトナムの生活環境は糖分を含んだ食べ物や飲料が多いため、糖尿病を含めた生活習慣病に注意が必要です。
生活習慣病(糖尿病Ⅱ型含む)は「ストレス」、「肥満」、「運動不足」、「暴飲暴食」などのライフスタイルのみだれがおもな原因となって起こります。
海外では日本と気候や食習慣が違うため、日本と同じペースで外食や飲み会を続けているとつい食べ過ぎてしまったり、体調を崩してしまうこともありますので、食事の際には糖分の取り過ぎになっていないか注意しておきたいところです。
この記事を書いている私は現在、ベトナムで生活しているのですが、先日ベトナム生活で糖尿病になった方のブログを読んで「そういえば、わたしも甘い紅茶や果物をよく食べてるな、糖尿病ってアラフォーでもなるんだ・・・」とちょっと怖くなったのを覚えています。
この記事ではベトナム生活において、糖尿病の予防のために気を付けておきたい食品や習慣を紹介していきたいと思います。
本記事の内容
・糖分が多く含まれるベトナム食品とは
・ベトナムで糖尿病の予防をするには?
ベトナム人の間で糖尿病が増加する2つの要因
ベトナムは現在高度経済成長の時代の真っ只中で、大量消費の時代に移りつつあります。
かつての日本がそうであったように、今のベトナム人はファースト・フードを好み、ビールやアルコールをたくさん消費するようになってきました。
このような高カロリーの食生活が糖尿病を引き起こす要因になっています。
そしてもう1つは、現地の医師(*1)によると、糖尿病に対する意識の調査を行った結果、多くの人が糖尿病を知らずに対策がとれていないことが要因に挙げられるとのこと。特に都市部の貧しい地域では糖尿病の認知度は3割程度だそうです。
糖尿病という病気そのものの存在を知らない人が貧困部では7割もいるとのことで、ベトナムではこうした地域を中心に生活習慣病全般の認知度の向上が求められています。
糖分が多く含まれるベトナムの食品
ベトナムに住んでみるとこちらでは「甘い食べ物」が日本よりも多いことに気付きます。
例えば、お茶やジュースにはほとんど糖分が含まれていますし、屋台の菓子パン、フォーやチャーハンにも調味料として多くの砂糖を入れています。日常生活では買い物や食事の際には糖分の取り過ぎになっていないか注意しておきたいところですね。
砂糖が含まれているベトナムの食べ物
- お茶、紅茶、牛乳
- ベトナムコーヒー
- 屋台の麺類、揚げ物、炒め物
- ビールやカクテルなどのアルコール類
- チェー(ベトナムのおやつ)
ベトナムの街ではサトウキビを絞ったジュースが売られています。搾りたてのさとうきびはとっても美味しいのですが、だからといって飲み過ぎには気を付けておきましょう。
▼ベトナムのさとうきびジュース出典:https://s1.stagram.xyz/post/Bp0cvvGlqod
ベトナムで糖尿病の予防をするには?
じつは糖尿病によい食べ物、悪い食べ物というものはありません(*2)
どんな食品でもとりすぎなければ体によいし(お酒やたばこ、カフェイン含有物は別です。)、とりすぎればどんな食品でも体に悪いということになります。
食事の基本的な考え方は、カロリー(エネルギー)を必要以上にとらないようにすることです。
やっぱり飲みすぎ、食べ過ぎは体にとっては害になり、長く続けていると生活習慣病を疾患する確率も上がってしまいます。
バランスの取れた栄養を1日の摂取カロリー内でとることで、インスリンを分泌するすい臓の負担を軽くし、コンディションを保つことが大切です。
それでは今日も1日笑顔でお過ごしください。
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*1 参考リンク:糖尿病ネットワーク(http://www.dm-net.co.jp/asia_network/03/03.php)
*2 参考リンク:DMTOWN(http://www.dm-town.com/oneself/yobou01.html)
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