このような疑問に答えていきます。
ベトナムでは大気汚染が深刻で、ベトナムの全死者の10%が大気汚染に起因していると言われています。
大気汚染は工業化が急ピッチな国ほど進んでいるとされており、現在ネクストチャイナとして工場が乱立するベトナムでは大気汚染が深刻化しています。
原因としては工場排気や自動車やトラックの排気ガス、木や石炭、ごみなどを燃やすことによって発生する有害な物質により大気が汚染されていることが挙げられます。
特にハノイやホーチミンの都心部で汚染が深刻とされており、対策は急務ですが未だ即効性のある解決策は見いだせていない状況です。
この記事ではそんな大気汚染の問題について、個人でもできる2つの対策をシェアしていきます。
実際にベトナムに住んでみて大気汚染の深刻度がわかった
私は現在ベトナムの大都市であるホーチミン市に住んでいます。
そして実際に「ここは空気が悪い」と実感しています。遠くの景色が霧がかかって見えたり、どこかで有害なごみをもやしている匂いがしたり、喉の渇きや、胸の痛み、かゆみなどの症状も時々あります。
ホーチミン市では窓を開けておくと工場や車などの排気ガスの影響で床が黒くなったりします。
現地のベトナム人もマスクを着用していて、大気汚染を気にしているベトナム人も多く見かけます。これは個人で何か対策しなければちょっと危ないかも知れませんね。
PM 2.5 は、とても小さく、鼻や口から入って気管に入り、体の中の空気を取り込む仕組みの中のフィルターも通過してしまう大きさであるため、肺や血管、皮膚の病気となって表れます。
ベトナムの大気汚染レベル
ベトナムの大気汚染指数が知ることができる「大気汚染リアルタイム指数マップ」というものがあります。
この指数からの数値によるとホーチミン市の数値は現在34と北海道の田舎のようなきれいな指数ですが、実際には違うと思います…。もっと空気は汚染されていると感じますがどうでしょうか。
参考に東アジア各都市の指数は以下の通りです
ホーチミン | 34 |
ハノイ | 74 |
東京 | 160 |
バンコク | 417 |
上海 | 231 |
北京 | 217 |
ベトナムの大気汚染対策1.空気清浄機を買う
やはり空気をきれいにするなら空気清浄機ですね。
ベトナムでも現地のネットショッピング「shopee」や「Lazada」で日本製の空気清浄機が売られていますので、購入しているベトナム人も多いようです。私はシャオミー製の空気清浄機を使っています。
効果の程は空気清浄機の性能にもよりますが、私の使っている中国製のシャオミーの「Mi Air profier2」は見た目はスマートなんですが、中を開けたらワタと扇風機が入っていました…。
ベトナムの大気汚染対策2.空気の綺麗な場所に引っ越す
個人では大気汚染というスケールの大きな問題を解決することはできませんので、これが最善の解決策ではないでしょうか。
大気汚染の深刻なハノイではベトナム人の子どもが気管支炎を患い、空気のきれいな田舎に引っ越したという話も聞きます。
ベトナムではシャープの空気清浄機を買うことができますが、そのシャープも消費者庁から「景品表示法に基づく措置命令」を受けていて、「空気清浄」がどこまで効くのかは未知数な部分がありますね。
以下の記事によるとプラズマクラスターは「カビ菌の増殖抑制」には効果がありますが、ウイルスやアレルギー物質には効果がないそうです。
外部リンク:カビ、PM2.5、花粉…空気清浄機の効果どこまで? 日経新聞
一般的な大気汚染による被害としては、喉がよく渇く、胸の痛み、胸部圧迫感、
こういった症状が現れたら大気汚染による被害も疑った方が良いかもしれませんね。
外部リンク:ベトナム、大気汚染により10人に1人が死亡か
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